前回途中だった輸液ポンプについてです。
輸液ポンプの種類は大きく二つある!

流量制御型

専用の輸液セットを使用し、チューブを何回しごくかで流量を調節するタイプ。専用輸液セットを使用する理由は、専用輸液セットでないとチューブの内径が変わってしまうなどの理由で正確な流量制御ができないため。この理由として・・・







内径Aと規定されているものを間違って内径がAの1.5倍の輸液セットを使用した場合、当たり前のように間違った輸液セットのものが規定以上の流量を送ってしまいます。これは危険!このため「ポンプ用専用輸液セット」を必ず使用してください。
ポンプ用輸液セットには写真のように必ず表示がされています。





この輸液セットはテルモの輸液セットなので使用する輸液ポンプは「テルモの流量制御型」となります。



つらつらと書いていますが、私個人の意見としてはもう一方の滴数制御型の輸液ポンプよりも精度もよく使い勝手はいいと思います。

滴数制御型

滴数制御型は何滴落ちたら何ml流しますといった制御方法です。滴下の状態を感知するために点滴筒に滴下センサーをつけて使用しなければいけません。この写真の上のやつが「滴下センサー」。



このタイプの輸液セットで気を付けなければいけないのが「滴数切り替えスイッチ」。機器の背面や操作パネルで切り替えを行うものがほとんどですが、皆さんご存知の通り、現在使われている輸液セットは「20滴1ml」と「60滴1ml」の2種類です。





ざっくり、小児以外は20滴を用いると思いますが、滴数制御型の輸液ポンプについている滴下センサーは「ただ滴下を感知するだけ」なのでどちらのタイプの輸液セットを使用しているかは私達医療者側で設定しなければいけません。また、滴下でみているため薬液の1滴の量により投与量も変わってくるため要注意です。

最終的には皆様への注意喚起になっていますが。。。安全かつ適正に輸液ポンプは使用してくださいね!