臨床工学技士の免許を取得するにあたり今までは専門学校による3年制コースか私立大学による4年制コースを履修するのが一般的でした。医療系免許取得者(看護師・診療放射線技師・検査技師)や理工学系学部の人であれば数は少ないものの「専攻科」と言われる学科で最短1年での受験資格が取得できる場合もあります。

ようするに看護師や診療放射線技師等のように国公立大学に学科がそもそも存在しなかったのです。

しかし、2018年4月より石川県小松市にある公立 小松大学で臨床工学技士 初の国公立系学科が開校されるよう!












(公立小松大学HP http://www.komatsu-u.jpより引用)




しかし、小松って!

石川県小松といえば空路として小松空港はあるのですが、アクセスによっては少し行きにくい場所だと思います。大阪からだったら特急サンダーバードに乗って行ったりでしょうかね。場所はさておき・・・・


地方の臨床工学技士養成校では定員割れが起こる昨今、小松大学は結構な競争倍率になっているようです。

私も専門学校3年制コースで免許を取得した口ですが、4年制国公立大学があるならそっちに行きたかったと思います。切に!就職して大学出の後輩とかと話してたら色々な実験みたいなことをやってて専門学校と大学の違いを実感することも多々。大学にあこがれをもっている上に公立ってさらにあこがれてしまいます・・・

さて、どうしようもないことを嘆いても仕方ないですが、我々現職の臨床工学技士にとっても国公立系養成校が開校したことは嬉しいことです。なにせ「公に」必要な教育だと再認識されたわけですからね!

今年開校の小松大学。歴史が始まるスタートラインなわけなので臨床実習先や今後の就職先がどのようになるかが気になるところです。小松大学に限らず学生の皆さん!医療の現場で待っていますので学業にプライベートに大変だろうと思いますがファイトです!