新人が入ってきたなか現職者も色々と考えるこの時期。まだまだぺーぺーな私ですが、ちょっとメンタリティーといいますか…私が悩んだ時期や内容など書いて何かの参考にしてもらえたらなと思います。

さてさて、立場は色々とあると思います。

1年目から2年目になり新人を脱しないといけないと焦る方…

1つの目安となる就業3年を終えて半ば中堅に片足を突っ込んだ4~5年目…

それ以上のベテラン組…

などなど…

私は、今年で9年目…30歳を迎えて少しづつ腰が重くなっております…。

そんなこんなで給与を頂き、生活をさせてもらっているものの…私も悩んだ事は多々!最初は1年目で2施設目の病院の時。

臨床工学技士初採用だったため…

「臨床工学技士って誰?」
「輸液ポンプの人なの?」
「透析の人だよね?うちの病院透析ないけど?」
「点検っていわれても…何すんの?」
「なんの臨床?」

と言われ、採用となったもののとりあえずの仕事はなし…。どうやって仕事を獲得しようと悩んだものです。これは地道に行動とアピールするのみでした。


2回目は人生のターニングポイントになったと思われる「臨床に走った時期」

慢性呼吸器病院勤務だったため重症心身障害児(者)病棟やNPPVを含めると常時40~50台は人工呼吸器が動いていたわけですが…機械のしくみは分かっても何もできず…とりあえず患者を視始め…触り始め…聴きはじめ…打ち始め…話し始め…フィジカルをとりはじめた時期。


そのあとは色んな学会やセミナーなどに月に1度は参加して莫大な金と時間を費やし…スキルアップしたものの一人じゃ大して患者は救えないと分かりRST(呼吸サポートチーム)の立ち上げを始めたとき。


そして、院内だけ動かそうとしても…と感じ県内の主要人材のスカウトに奔走し多職種で構成した研究会を作ったとき…

結局は自分の理想と現実の解離があったときに不甲斐なさや苛立ち…焦燥感を感じていたのだと思います。

でも、そう思えるだけで幸せなことだと思います。だって、そう思えることはある程度の努力と自負があったからこそそう思えるわけですから。

だからこそ、その気持ちを押し込めず少しづつでも放出し方向転換することが大事だと思います。

上司や他職種から意図しない事を言われ傷つくこともあります。

私なんて患者を助けたいと思ったとはいえ20半ばで医者に意見し「そんなに言うなら医者になれ」とも言われました。

でも、臨床工学技士だからこその目線で見れたと思いつつもドクターはドクターで考えてることがありナースはナースで考えをもちケアを行っているわけなので頭ごなしに否定するのではなくコミュニケーションをとり治療にあたろうと思い直しました。

そのためには日頃からたあいもない話をできる関係性をもちお互いに尊重し意見できる関係を作ることが大事です。


多くの場合、コミュニケーションエラーから人間関係が悪くなることは確かです。


知識がなくてもコミュニケーションがとれたら一緒に考え高めあえます。

きっと悩みの行き着く先はコミュニケーションに尽きると思います。

なぜならば知識や手技は努力次第でどうにかなりますから。

だから知識や手技で悩んでいる人や人間関係で悩んでいる人…全ての人は今一度部署や他職種間での自分の立ち位置とコミュニケーショングランドを見つめ直してもらえたらと思います。


なんだかな。

みんな悩んでみんないい!

だけど、みんな笑顔になればいい!

私の人生を通して心がけていることはアベレージのテンションでいくことです!

気持ちの浮き沈みはあるかもしれませんが、アベレージのテンションでいけるよう適度に遊び、適度に仕事。

患者もスタッフも笑顔であれるよう頑張りましょう!