NBC訓練を終えて
先日、DMAT隊員になったというのもあり院内で行うNBC訓練に参加したのでその感想を報告します!
また、最近ではNBCに加えてRadiological(放射性物質)とExplosive(爆発物)をいれて「CBRNE」(シーバーン)災害といったりします。
さてさて、このような災害の時の被災者は「汚染」されているわけなので医療者である私達も防護策を講じなければならないのですが・・・・防護するためには何をするかといいますと・・・
防護服を着るわけです。
どんな種類があるかというと・・・こんなやつ。。。
そもそもNBC(エヌビーシー)訓練とは?
Nuclear(核・放射線)Biological(生物兵器・病原体)Chemical(化学兵器・有害物質)などによる特殊災害をNBCといい今回はこの特殊災害に対する訓練を行ったというわけでございます。また、最近ではNBCに加えてRadiological(放射性物質)とExplosive(爆発物)をいれて「CBRNE」(シーバーン)災害といったりします。
さてさて、このような災害の時の被災者は「汚染」されているわけなので医療者である私達も防護策を講じなければならないのですが・・・・防護するためには何をするかといいますと・・・
防護服を着るわけです。
どんな種類があるかというと・・・こんなやつ。。。
今回はレベルBのまんなかのやつを着用して訓練を実施しました。訓練内容としては、最初に導線を作り汚染区域と清潔区域を分ける「ゾーニング」を行います。
ちなみに除染を行うテントについては日本赤十字社に借用し当日設営を行いました。
図に書いてありますが流れとして、入口で「トリアージ」を行い、汚染レベルでふるいわけをしたら体を清拭する乾式除染を行い汚染レベルの高い人に関しては水式除染を行い清潔区域へ・・・といった動きで行いました。私は水式除染の担当となったので下の写真のようにひたすらやってきた汚染者をごしごし。。。
今回レベルBの防護服を着用し作業を行ったわけですが、動きにくいし呼吸しにくい・・・・。一応呼吸は腰につけたファンを回して外気をマスク内に入れてはいるもののつらかったです。
そんなこんなで約4時間の訓練が終了。最後はDrと一緒に記念撮影を行いました。
今回の訓練としては、この防護服をきて患者のストレッチャー移乗や搬送などを行うのは男手じゃないと厳しいなと思いました。そして患者の除染も大事ですが、自分たちの身を護ることも非常に大事な事だと思いました。
さてさて、DMAT関係では月末に院内のトリアージ講習に参加しないといけません。災害怖いな・・・。
備え大事です!
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