臨床工学技士の転職事情
同級生から転職の相談を受けたので今回は転職についてです。
臨床工学技士の多くは1つの施設で定年まで勤務という人は珍しく、職場を移っている人の方が多いです。私も職場を移っていますし、同級生から相談されて転職お手伝いも2人行いました。そんな立場なので実体験も入れていきます。
私の経歴紹介
転職どうとかいう前に私の経歴を少し紹介します。
臨床工学技士養成校入学(18歳)
⇒総合病院へ非常勤採用(21歳)
⇒総合病院へ非常勤採用(21歳)
業務内容
血液浄化(入院維持透析、アフェレーシス)、ICU・心肺外回りをかじったぐらい。非常勤は業務固定のような方針をとられ不満が募り転職活動を始める。
血液浄化(入院維持透析、アフェレーシス)、ICU・心肺外回りをかじったぐらい。非常勤は業務固定のような方針をとられ不満が募り転職活動を始める。
⇒総合病院を退職し慢性期呼吸器病院へ就職(21歳10月)
業務内容
呼吸管理全般・機器管理。一人職場。採用当時、人工呼吸器を臨床で扱ったことはなかったがある程度の事に対応できるようになったものの「呼吸」だけでは限界があると思い転職決意…。慢性期をやっていたこともあり僻地医療も視野にいれつつ求人検索。
呼吸管理全般・機器管理。一人職場。採用当時、人工呼吸器を臨床で扱ったことはなかったがある程度の事に対応できるようになったものの「呼吸」だけでは限界があると思い転職決意…。慢性期をやっていたこともあり僻地医療も視野にいれつつ求人検索。
⇒新卒で就職した総合病院の先輩からリクルートがあり総合病院へ出戻り就職(27歳2月)
業務内容
ICU・救急・人工心肺…。少しだけNICUと小児在宅人工呼吸。
⇒今に至る(29歳11月)
ICU・救急・人工心肺…。少しだけNICUと小児在宅人工呼吸。
⇒今に至る(29歳11月)
といった感じの経歴でございます。入職半年で辞めるという前代未聞の行動をとったわけですが、21歳の10月に慢性呼吸器病院へ就職するまでに受けた採用試験は3施設でした。
1施設目は地元の中規模市立病院。結果は補欠。
2施設目は名の知れた総合病院でしたが「新卒で半年も経っていないのに辞めようと思うなんて理解できない!」と臨床工学技士長である面接官に言われ当然のように不合格。
しかし、そこの事務職員から後日連絡があり「系列病院で求人を出しているのですが受けてみませんか?」と誘われたので病院カラーもあまり分からないまま3施設目を受けたら採用…。
偶然的に採用が決まったようなものですが、基本的には1年未満で職場を変わるのは頂けないのが一般常識です。もし就職して不満がある場合は辛抱を勧めます。
さて、転職の際によく利用していたメディアは私の場合下のような手段でした。
求人検索の参考
①日本臨床工学技士会求人ページ
②地元県技士会求人ページ
③地元隣県の技士会求人ページ
④ハローワーク
⑤一般求人サイト(工学技士人材バンク・iDoctor・ジョブスルーなど)
⑥狙った病院の求人ページを定期チェック
⑦知りあいやメーカー情報
②地元県技士会求人ページ
③地元隣県の技士会求人ページ
④ハローワーク
⑤一般求人サイト(工学技士人材バンク・iDoctor・ジョブスルーなど)
⑥狙った病院の求人ページを定期チェック
⑦知りあいやメーカー情報
基本的にはネットで情報収集です。まずは日臨工や県技士会の求人ページを見ていました。やはり絶対的信頼がありますからね…しかし思った以上に求人数がありません。このためハローワークや一般求人サイトを参考にして狙いを定めつつ様子を伺うといったところでしょうか?実際1つのソースだけでなくいくつかの情報を統合して考えていくのがいいのかなと思います。
私の場合、結局最終的な就職へ繋がったものは事務員の紹介や元職場の先輩からの紹介なのでこれらのソースは直接的な決定打にはなりませんでしたが、情報量は多い方がいいのでどのソースも無料ですしハローワークや一般転職サイトに登録していてもアリだと思います。
また、友人二人の転職理由ですが、1人は25歳の時に在籍していた病院がなかなかのブラック病院で待機手当なし。役職増えたが手当なし。給料上がらず、拘束強し・・・という場所で結婚や第一子誕生などをきっかけに転職決意。もう一人は透析クリニックに勤務していましたが、「病院」で働きたいということで相談にのりました。
臨床工学技士の転職理由としては「人間関係」などよりも「給料不満」や「スキルアップ」というのは多いようです。
皆様、転職は慎重に!
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