講師として話すときに思うこと
本日、呼吸療法セミナーに講師ではなく聴講生として参加して参りました。
あと、先日更新したボーナスの記事は編集し直しました!
さてさて、ここ数年「勉強会」や「セミナー」に聴講生として参加したのは久しぶりでした。
今回参加したのは呼吸療法認定士の更新点数が貰えるセミナーですが、やはり話の内容って基本的な事が多いんですよね。そして一番驚いたのが呼吸療法と全く関係のないことをはなしていた講師もいたこと・・・いったい何伝えにきたんだろう?と思っちゃった。
そしてこのような講義は「完全受け身」・「完全押しつけ」の講義が多い…。
一応、呼吸療法認定士をはじめ多くの認定資格は生涯学習を行う目的でセミナーなどに出席し所定の点数を取得することが求められていますが、生涯学習という意図をもって踏み込んだ内容を行っているセミナーは少ないように思います。
この問題で出てくるのが「どこをターゲットにした講義を行うか」なんですよね。。。
私がこれまでにやったセミナーの中で一番キャパが大きかったのが400人キャパの更新点数対象セミナーでしたが、終了後アンケートを見てみると「症例的で分かりやすかった」という声がありつつも「当たり前の症例を持論のように話されても」という内容もありました。
これは人数が多ければ多いほどやはり考えさせられるのですが…資格取得前の人にとっては新鮮であっても資格取得後の更新でくるようなベテランにとってはある程度の臨床経験があるためフレッシュな方が喜ぶような内容は面白くもなんともないんですよね。
そんな人には恐らく近年のトレンドやガイドラインの改定、診療報酬などの話が魅力的な内容になるんだと思いますが、今度はフレッシュな人がちんぷんかんぷんになってしまうという。。。
最終的には、フレッシュな人と資格更新の人で分けれたら話す側としても凄くやり易くなると思うのですが…現状難しい。
だから、小規模の主体的なセミナーの方が私は好きです。
そして今回残念でならなかったのが・・・講師が楽しんでいない!
講師って準備なんかで結構なストレスを抱えますが、当日は自分の考えを伝えれるので楽しさもあると思います。だから「自分にしかできないプレゼン」をやればおのずと楽しいはずなんです。
裏を返せばそう思えないプレゼンは誰がやってもおんなじなわけで・・・個人的にしたくない。みたくもない。
違う視点からみてみると色々見えてきたこともありました。
それだけでも今回は糧になったかな。
そんなこんなで7月は救命センターのドクター対象にやる勉強会と小児科医局のシリーズ勉強会が再開となりました。日程が決まったのは6/29という…(笑)
鬼ですね(笑)
でも、ボーナスも貰ったしちょっとやる気を出そうと思います。
やはりマネーはやる気が出ますな!
呼吸療法とまったく関係ない内容が気になりますが、一番嫌になるのは臨床での工夫以外の自施設の説明をダラダラとやられるのですね。それで時間超過はあり得ないです。
返信削除ちなみにどこかで医療ボンベがどうやって充填されるかやN95の規格に関しての話を聞いたことがありますがこれはアリです。呼吸とは関係ありますし施設紹介されるくらいなら話の合間に挟まれるこういうことの方がおもしろいしためになります。ME的にですが
たしかに更新者用と新たに資格をとる人用と分けてほしいですね。
主催者的には多職種がくるので集客が運営の収入源になるため難しいかもしれないですが...
お返事遅くなりました。また、書きこみありがとうございます。
削除呼吸療法には関係のない「いま取り組んでいる研究」についてn数1のデータをだらだら説明されました…まあ、それが講師として伝えたかったことなんだろうと飲み込むしかありませんが…。
また、コメントであったように小ネタはさみのほうが数倍聴く側としては楽ですね!
研修会というのは主催の方も頭を悩ますところかもしれませんが、とある都道府県では会場を午後から2つにして好きな方を聴講する仕組みをとっているところもあるみたいですよ!
私の都道府県ではやっとこさ更新対象のセミナーになったばかりなので後々の話かもしれません。
色々と考えさせられたので私自身しゃべる側になった時は気を付けようと思います、